第十四番 梅岩寺

黄檗の高僧、隠元禅師が開山。 エキゾチックな 雰囲気ただよう 境内が魅力。 ここからのパノラマは すばらしいの一語!

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第十四番札所

法語=世間虚假唯佛是真

◆大阪府八尾市教興寺五五八  072(941)1670

山門
山門

開基は聖徳太子、
開山は隠元禅師

仏教擁護派の蘇我氏と対立 する物部氏との戦いで、仏教派 に戦況不利な頃。その先頭に立 つ少年聖徳太子が「四天王の像」 を自ら刻むため、ヌルデの木を 求めて、陣屋のうしろの山に入 り、最良のヌルデの木を見出し たのが、梅岩寺本堂あたりでし た。

勝利を得た太子が後日、報 恩のため、この地に一宇の堂を建 て、観音像を祀られたのが梅岩 寺のはじまりと伝えられていま す。後年、徳川幕府に招かれた 明の隠元禅師が日本仏教ゆかりの地として、荒廃していたこ の寺を新たに「寿福山梅岩寺」 と名付け、開山されました。

中国様式?
赤い山門

石段をのぼると、あざやか な色彩が印象的な山門が姿を あらわします。中国ムードた だよう山間の別世界といった 趣。黄檗開祖・隠元禅師筆の 「寿福山」の山号額(複製) が掲げられています。

本尊·聖観世音菩薩像
本尊·聖観世音菩薩像
本堂と別院
本堂と別院
出城からの眺め
出城からの眺め
梅岩寺の仏さまミニガイド
梅岩寺境内遺跡探訪ツアー